中国チベット八吉祥(はちきっしょう) 双金魚 タペストリー
サイズ:45×60cm
八吉祥は、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教といったいくつかの宗教に特有の、8つの吉祥文様の神聖な組合せのことである。アシュタマンガラ、タシ・タギェ、八宝、八吉祥紋ともいう。これらのシンボル、あるいは「記号的な象徴」は、本尊であり、教化の道具でもある。これらのシンボルは、悟りを得た心相続を示すだけでなく、これらの悟った「特質」を荘厳する装飾です。
一対の金魚は、三昧の境地において衆生が無畏の状態にあることを象徴しています。また、これら二匹の金魚はガンジス川とヤムナー川、ヨーガにおけるナーディー(気道)やプラーナ(気息)、そして鯉と関連付けられています。
二匹の魚は本来、インドの二大聖河、ガンジス川とヤムナー川を象徴していました。これらの川は、(ヨガにおいて)息や気息(プラーナ)を交互に吸って吐く鼻孔の働きに基づいて、白道と黄道に関連付けられます。このシンボルは、ヒンドゥー教やジャイナ教、仏教においてだけでなく、キリスト教においてもまた宗教的に重んじられています。仏教においては、魚は水中で自在に動き回れることから、幸福の象徴とされ、また、魚は豊穣と豊かさをも象徴しています。東アジアでは、その優雅な美しさ、大きさ、寿命から神聖視され、しばしば鯉の姿で描かれています。
商品番号 | 000191 |
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登録日 | 2022年10月12日 |